2020年4月29日水曜日

現場看護師さんの声

<同窓会奥様のお友達より>

(長文です)
東京で看護師をされてる方からの情報提供です。
現場の切羽つまった状況が目に浮かびます
 
 現場で従事されてる方と
 身辺に何の異常もなく生活できる人との差異。

 地震など大災害の時も
 「当事者でないと苦労は理解できない」

 キャンプにパチンコ騒動・・・「なんたるや日本」 です。



(最後までお読みください)

以下の7項目に分けて記載されています。
感染予防対策・感染者となってしまった場合の参考になさって下さい。

<症状の特徴>
<現在の治療方法>
<PCR検査を受けるまでの流と結果>
<感染する場所の印象>
<入院となった場合>
<私が気をつけていること>
<患者の流れ>




(前書き)

  東京の大学医学部付属病院で勤務している者です。
 4月頃からコロナ外来に選出され、毎日PCRや入院手続きなど実施しています。
    最新の情報を発信できると思い、私からの情報をアップします。
 最初に大事な事は漠然と怖がらないで、 
    きちんと理解して適切に怖がろうということです。

空気感染でありませんから、
ふわふわ浮遊することはなく
感染原因は
  「接触!飛沫!人のしゃべるツバ!」

この見えない概念の理解が大事かなと思っています。
お互いがマスクをしていれば基本的にうつりません!
以下、100人くらい問診した結果からの情報です。

<症状の特徴>
コロナウイルスは7日~10日にピークを向かえます。
1、最初に倦怠感が顕著に出る。
2、頭痛がほとんどの人出現
3、下痢(回数は多くない)も多い
4、途中から味覚と共に嗅覚も全くなくなる人が半分位」いる
5、発熱、軽症:微熱がだらだらと続く、

中症:39度台くらいまで上がる
重症:38度以上がずっと続く。特徴は一旦7日目くらいにおさまってまたぐんぐん 
   熱が出る、日中の体温変動はある

6、咳や痰はあまり多くない印象
7、若くても息切れが出てくる
8、喘息や喫煙歴、糖尿病があると重篤化しやすい
9、肺炎像は両肺に淡い影がはっきりと出る(レントゲンよりCTでしか読影できない
  ことあり、CTがいいです)


<現在の治療方法>
対症療法のみ。当院では
〇発熱、頭痛:カロナール(イブやロキソニンはダメ)
〇 咳   :デキストロメトルフャン臭化水素酸塩水和物
〇 痰   :カルボシステイン
〇 下痢  :整腸剤(ミヤBMなど)カロナールは400mg~500mg/回 3回まで

 注:抗生剤は基本的に効かないので使用しない


(体調がおかしいと思ったら)
<PCR検査を受けるまでの流と結果>
1、発熱と上記症状があった場合保健所に電話、
  (ひどいと2時間繋がらないとか丸2日間繋がらないという現状がある。
   繋がらなかったら他の近隣地域の保健所に電話して下さい。)

2.経過観察と言われることが多い様ですが、そんな時は近医にまず電話をしてから
  受診。だいたい上記の薬+医師によっては抗生剤を出して自宅待機となる。

3.解熱しない、もしくは症状が消失しない場合は遠慮なく保健所にもう一度電話する。

4.それからPCRの検査を受ける場所を指定される。

5.病院や検査所から直接電話がかかってきて受診の日時を聞く。

6.保険証と現金を持って検査場へマスクをしていく。

 (保険が効けば料金は1000円程度、CTなどを撮影すると6000円程かかる)

7.薬が必要であれば依頼して帰宅。帰宅は交通公共機関を使わない。

8.翌日保健所が検体を持っていく。
  今検査が立てこんでいて月曜日に出した結果が金曜日に
ならないと戻ってこない。つまり5日間位かかる現状。

9.自宅で呼吸苦が出たら保健所に電話。
  万が一繋がらなく危険を感じたら迷わず救急車を呼ぶ。

10.症状が落ち着いたら今後はPCRしないで2週間後から普通の生活になる方向。
  家族も2週間同じ対応で。



<感染しやすい場所の印象>
1.居酒屋や外食店のホールスタッフの手が怪しい!毎回手指消毒していなければ
  ウイルスのついたお皿をさげて次の人のお皿を運んでいる可能性が十分あります。

2.ライブハウス系の人はよく来ます。

3.陽性の出た人の家族は、ほぼみんな陽性です。

4.孫が祖父祖母宅に遊びに行って濃厚接触をする。

5.病院関係のクラスターとその家族や、それらの人と接触した人。



<入院となった場合>
1.指定病院がなかなか空いておらず、とにかく医師が電話して探し回る場合が多い
  。その間患者は待っていて家族が荷物をまとめて持ってくる。

2.とにかく病室の中から出ないで対症療法のみ。

3.呼吸状態が悪化したら、ICUで気管挿管し人工呼吸器をつけるしかできない。
  あとは患者の免疫力で回復を祈るのみ(悪化しても回復する患者もいる)

4.万が一のことがあった場合は最後まで家族に電話をして状態を伝え、
  火葬してから遺族に遺体を返す。

  入院になった時点で軽症化するまで一切誰とも会えず、そして重症化したら一気に
  あっけなく・・・・という印象があり、ここが怖いとこです。

5.軽症になったらすぐに専用の移送の車でホテルへ移動して療養。
  結構これは早い段階でスムーズにいきます。
なぜなら、新患者や重傷者のペット床を確保が必要です。



<私が気をつけていること>
1.口から入るのが一番感染しやすいので食べる前、ドアノブなどどこも触らない状態に
  してから、爪や指と指の間までしっかり洗う!これにつきます!

2.1日8時間睡眠(睡眠を十分にとる)

3.現金は一切触れず全て電子マネー。

4.クラスターになっている場所や病院はできる限り行かない。

5.携帯電話は食事中触れない。帰宅後はまず第一に消毒してから家に入る。

6.マスクは表面は絶対に触れない。ポケットにしまった手は汚染されていると
  認識する (マスクは一日一枚)

7.タクシーには基本的に乗らない。実はコロナ患者さんはタクシーで移動している人が
  多いので、後部座席にはコロナウイルスが乗車してると思える。


<患者の流れ>

1.3月の3連休で陽性となった患者のPCR検査はピークアウトしてから実施されて
  いる。若い人が多いが軽症が多い

2.4/5週はその家族が続々と来て陽性になっている場合が多かった。
   高齢者にうつり、重症な肺炎も多々みられるようになった。

3.4/12周はクラスター、本人とその家族も一気に陽性となった印象。

4.陽性になった患者の同居人はほとんど感染するので適切な隔離方法を指導している。



(あとがき)

 以上です。必要以上に怖くなるような情報は避けたつもりです。

 日本は他国よりだいたい2週間程、対策や実行が遅れている印象があります。
 ですが目先のことより、今ぐっとこらえることが大事な命を救ってくれます。

 今いる病院の中もまさにコロナ戦争ですが、
 みなさんに応援してもらえる事で、
 私達医療従事者は頑張れています。


 本当に感謝しています。



  一部添削させていただきました。 ムサシ


<時は悠久>

田舎の桜は何事もなく満開の時を迎えたようです


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