専門家の先生達が様々な意見を述べられていますが
「想定外の雨量」は一致されています。
<河川の設計>
過去の降雨量を参考にして流量を決めますが、
最近の降雨量は自然環境や気象変化に伴い
設計降雨強度(一時間当たり降水量)、降雨時間ともに、
はるかに大きく長い雨になっているのです
100mの決壊でこの被害・・・(水の逃げ場がなく住宅地が遊水池になってしまいました)
河川堤防で両岸同時に決壊することはほとんどありません。
右岸、左岸で明暗分かれました。
<被害面積>
1km x 1km で 25個の面積が水につかりました。(25km2)
東京ドーム (約47000m2) の530個分の面積です。
平均水没水深を2.0mとすると5000万t が居住地に
貯水されたことになります。
<決壊部分からの想定>
決壊幅 80 m
推定水深 3 m
推定流速 3 m 毎秒700tの濁水が流れこんだと思われます。
ちなみに
黒部第4ダムの貯水量は2億トン、観光用放流は 10t以上/秒 だそうです。
<どなたかシュミレーションしてください>
もし決壊してなければ、下流で越流していた可能性はないのでしょうか?
あったとしたら、どの箇所で、どの町に影響があったのでしょうか。
上流を整備すると影響は下流へと引き継がれます。
決して他山の火事、他川の水害ではなく
明日は我が身になりかねない気象の変化が見られる昨今です。
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