2023年7月25日火曜日

蔵元訪問

 <「出羽の富士」だ!>

パパは日本酒製造方法を学ぶのに

大好きな「出羽の富士」佐藤酒造店を訪ねました。


時間外にもかかわらず

佐藤社長は親切丁寧に

素人の質問に答えてくれました


「秋田の酒には秋田の米」

すべてそうとはいきません

(恐るべし精米率)

パパがTさんから送っていただいてる玄米を

精米すると90%表示となります

精米歩合とは残ったお米の量となります


(酒米は食米より大きい)

お酒1升を作るための精米量はほぼおなじなので

70%と50%では50%の方が多くのお米が要るのです。

「山田錦」が全国一の酒米として使用されています


当然ながら精米の時間・費用も多くかかります。

よって一般的な価格だけ言うと

本醸造酒が庶民的なお酒ということになります。

値段と同時に「酒瓶表示」をお確かめください

社長:「これで 全商品ではないのですが・・・・」

精米も今は専門業者がおり、精米で発生した糠も

種類ごとに有効利用されているそうです

呼び名  精米率   使用方法

赤糠  100~89%  肥料・ぬか漬け

中糠  88~78%   飼料

白糠  77~67%   飼料・食品材料

上白糠 66%以下   食品材料


(発酵酒)


ひとつの窯ごとに微妙に味が変わるそうです。
ウイスキーの色が樽毎に異なるのと同じです。


使用されている水は「井戸水」でポンプアップです。



お忙しいなか、本当にありがとうございました



玄関間口に騙されました
それはそれは大きな敷地でした。



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