2015年12月10日木曜日

秋田の鉱山

<採鉱科 現場実習>
 
秋工採鉱科の大先輩より貴重な写真と思い出が
投稿されましたのでご紹介します。
 

(秋工入学の動機)
 
昭和二十年代後半、
日本の機関産業と言われた鉱山・炭鉱、石油等に憧れ採鉱科に入学しました。

 
3年生のとき、実習授業で大舘の花岡鉱山の露天掘りの状況と
一緒に行った同級生の写真です。
 
 
  
 
 
(同級生:残念ながらお名前の記載はありませんでした)
 
 
学生と思えない出立です。
足元はゲートルに地下足袋でしょうか。
 
(当時の主な就職先)
 
三池炭鉱・夕張炭鉱・古河鉱山・帝国石油・アラビア石油などです。
夕張では落盤で亡くなった人も居ると聞きました。

 
 
 
 
<花岡鉱山(はなおかこうざん)>

秋田県北秋田郡花岡町(後の花矢町、現・大館市)に存在した鉱山で1885年(明治18年ごろ)に発見され約110年間の操業の後、1994年に採掘を終了しています。
 
主要な鉱石は、黒鉱と呼ばれる閃亜鉛鉱や方鉛鉱。
良質な鉱石からは亜鉛や鉛などのほか金、銀などの貴金属も採取され、
日本の金属鉱山としては珍しく、大規模な露天掘りが行なわれていました。
 

<花岡事件>

1945年(終戦の年)6月30日、悲惨な事件が発生してます。
学校で学習した覚えがないのは何故でしょうか。
 

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